君の膵臓を食べたい 通り魔の犯人は誰?なぜ桜良は病死じゃなかったのか
キミスイの愛称で知られる本作は2017年に公開され、若い女性層を中心に「泣ける小説」として話題となりましたね!
映画の他にもマンガやアニメになったことで、皆さん1度は目にされた事がある作品ではないでしょうか?
今回は、キミスイの中で通り魔の犯人が誰なのか、なぜ病死になったのかを解説したいと思います!
「君の膵臓をたべたい」泣いちまった〜。辛かったけども見終わった後は上を向こうと思える映画。浜辺美波とても可愛い。北村匠海は本当に素晴らしいですわ…小栗旬は最高!良い映画だったなあ。情景の優しい色合いとマッチする音楽が、さらに良い雰囲気を作り上げていたなあ。約ネバ公開おめでとう! pic.twitter.com/FLELZ6CTgg
— ばのん (@banobano_2) December 19, 2020
映画「君の膵臓を食べたい」通り魔の犯人は誰?
結論からいうと犯人はどの作品でも発覚していません。
1番の有力候補であった元カレ説がありますが、これについて解説していきます。
なぜ元カレが犯人扱いされたのか?
元カレが犯人扱いされた1番の理由は、作中で桜良が「元カレは嫉妬深かった」と発言したことです。
「僕」こと春樹がこの発言を聞いた時には元カレが誰だか判明していませんでしたが、ある日の学校帰りに親がいないからといって桜良が春樹を家に誘った日がありました。
その時に彼女の「死ぬまでにやりたいリスト」の中に「彼氏じゃない男の子とイケナイことをする」が入っていて、それが原因で2人は気まずい状況になり喧嘩をしてしまいます。
雨の中、家を飛び出した春樹を偶然クラスメイトである隆弘に見つかってしまい、彼から「何をしてるんだ」と攻め立てられ、桜良が「しつこい人は嫌い」と言っていたと隆弘に伝えたところ、逆鱗に触れ殴り倒されてしまったという軽い事件がありました。
それがキッカケで隆弘が元カレということが判明したのですが、物凄い執着心が垣間見えたため通り魔の犯人ではないか説が出回りました。
隆弘が犯人じゃない理由
犯人じゃなかったという描写が決定づけられたシーンは、桜良の葬儀に参列して号泣していたことです。
その時には犯人も捕まっていて、もし隆弘が犯人なら葬儀にすら出席できず警察にしょっ引かれているはずです。
結果的には犯人ではありませんでしたがストーカ行為をしていたのは間違いないので疑われてもしょうがないですよね。笑
映画「君の膵臓を食べたい」なぜ桜良は病死じゃなかったのか
君の膵臓をたべたい:浜辺美波×北村匠海の感動作 9月4日に「金曜ロードSHOW!」で放送 https://t.co/05A2BWzopp
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) August 3, 2020
これについても作中で明かされることはありませんでしたね!
ただ、ストーリーの冒頭に隣の町で通り魔が発生しているという伏線は張り巡らされていましたが、春樹や観ている人の大半は桜良は寿命で亡くなってしまうと思っていたに違いありません。
ここでは個人的に感じたことを紹介します。
当たり前じゃないと認識させるため
元々春樹は友達が少ないというか、いないといった方が近いのかもしれませんが、自分が普段思っていることを表に出さない性格なので桜良が突然いなくなったことで、この先の人生で大切なことは思った時に伝えた方がいいというメッセージ性があったと思います。
観ている側に対しても、それは当たり前にあるものではない、明日突然いなくなってしまうかもしれないから後悔はしないようにと伝えたかったのではないでしょうか?
作中では、恭子と友達になってほしいという桜良の願いさえ12年という月日を費やした春樹でしたが、それでも遅すぎたと思います。笑
ショックの大きさや感動
これについては作者や制作側の意図があってこうなったのは承知ですが、現実的な意見を言うと通り魔に襲われた方がより可哀想と思えるからです。
元々残り少ない寿命でしたが、あえて突然いなくなってしまうことでショックの大きさや後の感動が違うと思います。
一時帰宅を許され北海道旅行を目の前にしていたというだけでも可哀想なのに、通り魔に襲われたことによって元々の寿命をまっとうせずに亡くなってしまったという事実も可哀想と共感出来ます。
ですが、この事件があったからこそ春樹が桜良の母親の前で「もう泣いてもいいですか?」というシーンが際立ったのではないでしょうか。
個人的にもこのシーンは大好きなんですよね!
映画「君の膵臓を食べたい」SNSでの反応
【君の膵臓をたべたい】を小説では見た事あったけど、ネトフリで初めて見たらやばい。めっちゃ感動。
— ikuto (@iku_to_to0108) August 21, 2020
グロい映画がみたくて「君の膵臓をたべたい」って映画、タイトルからしてめちゃくちゃグロそうだったから見てみたら普通に感動する映画でびっくりしちゃった
— 梓乃ありす (@curealicechan) November 22, 2020
・めっちゃ泣ける。なにより北村匠海かっこいい惚れた。
・思いのほか心に響いて自問自答してる…監督は映画を通して何を伝えたかったのか本質を知りたい…ビジネス思考にも繋がる良い映画だったので皆にも勧めたいし感想聞きたい
・桜良の台詞が印象的で、特に「ほら、天国で会おうよ」「そんなの死ぬに死ねないよ」とか明るく死を匂わせる言葉が多かったなと思う。あと、主人公にガムくれる奴はどの作品でも良いキャラなんだよな。結婚式用の白スーツ着てガムいる?って聞くのはさすがに笑った。
・決して都合の良い救いがなくて悲しいことは乗り越えるしかないお話がとっても好き。都合良く救われると冷めてしまう。
3年前の作品なのに最近初めて見る人も数多くいましたし、なかには何回も見たという方もたくさんいました。
月日が流れても愛される作品なんだなと思ったのが正直な感想です!
まとめ
いかがでしたか?
3年前の作品なのでご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、個人的に思ったことを綴りたかったので書いてみました!
とてもメッセージ性の強い内容となっているので、観た事がある方にも、まだの方にもぜひ観てほしいと思います。