30年間鬼ごっこで1度もタッチされたことがない男!実話を元にした映画「TAG タグ」

皆さんが幼い頃に必ずと言っていいほど遊んだことのある遊びである鬼ごっこ。

今回紹介するのは30年間で1度も鬼になったことがないという実話を元にした作品です。

 

この鬼ごっこは皆さんが馴染みのあるルールとは少し違い、とてもアグレッシブでスリリングな遊びとなっています!

ちなみに私のニックネームであるTAGとは全く関係ありませんが、どこかしら運命的なモノを感じたので記事にしてみようと思いました。笑

 

今回は、30年間1度もタッチされたことがない男とは誰なのか、本当に実話なの?という疑問を調べていきます。

映画「TAG タグ」あらすじは?


獣医学の博士号を取得していて仕事も順調であるホーギーがビルの清掃員の仕事の面接に来ていました。

無事面接に合格してその日から働きだした彼は社長であるボブが取材を受けているところに掃除へとやってきます。

 

ボブは掃除の仕方がうるさくて気になったので「時間を間違えてないか?」と聞きますが、ホーギーは社長に向かって「ボブ」と親し気に呼び、タッチしようとします。

実は2人は幼馴染で小学生の頃から30年間鬼ごっこをしていたのです!

毎年開催される時期は5月でその期間はどんな状況でも関係なくタッチすることができ、そのせいでこのような状況になっていたのです。

 

しかし、幼馴染の中の1人で30年間1度も鬼になったことがないジェリーが今年を最後にこの遊びを辞めると言い出します。

そんな時、彼が結婚式を挙げることを知った2人は絶好のチャンスだと考え、その話を聞いていたレベッカも同行すると言い出します。

 

2人は他の参加者であるチリセイブルの元を訪れ、皆でジェリーを鬼にする為に情報を集める事に徹します。

そこから得た情報で挙式前日のディナーでジェリーにタッチしようと4人は力を合わせますが、難なくかわされてしまい婚約者のスーザンから挙式では走り回らないでくれと約束を交わします。

結婚式では鬼ごっこができないので、その後もデパートやジェリー達の事前パーティー、禁酒会などで奇襲を掛けましたが、逆に返り討ちにされてしまいました。

 

ついに結婚式当日。

皆静かに座っていましたがキスの瞬間、ホーギーが走り出したのです!それを見て驚く一同。ついにジェリーにタッチすることが出来ました!

 

と思いきや、ホーギーは転んでしまい意識不明の重体で病院に運び込まれてしまいます。



映画「TAG タグ」の決められたルールは?

メンバーは5人

初期メンバーである5人以外は誰も認められない。もちろん入れ替えもなく、新規参加者も受け付けません。

途中でルーが参加したいと言いますが許可はおりませんでした。

 

開催は5月 時間や場所は問われない

毎年5月の1ヵ月間に鬼を擦り付け合います。

作中でもありましたが、葬儀だろうが他人の家だろうが仕事中だろうが全く関係ありません。

鬼のまま6月になってしまうとその年1年間は鬼として恥を背負ってしまいます。

 

鬼か聞かれたら正直に言う

流石に1ヶ月間開催されるので聞かれたら正直に答えなくてはいけません。

子供の遊びとはいえ、大人になっても正々堂々勝負をするという考えや純粋に楽しむ目的があります。

 

結婚式では鬼ごっこをしない

このルールはありませんでしたが、スーザンたっての希望で追加されました。

確かに人生の記念日を鬼ごっこで荒らされたくありませんし、婚約者には関係ないですからね。笑



映画「TAG タグ」衝撃の結末!


病院に運ばれてしまったホーギー、実は肝臓に腫瘍があることが発覚していて来年の5月まで生きられない身体になっていました。

ホーギーはジェリー夫妻にきちんと謝罪をしますが2人は怒ってはいませんでした。

 

今年限りで鬼ごっこを引退するのはジェリーではなく自分自身で嘘を付いていたことをみんなに伝えます。

疎遠になっていた仲間達と最後に楽しみたかっただけだと言ったホーギーに対し、ジェリーは自ら腕を差し出し鬼となったのでした!

それからまだ5月は数分残っているとみんなで鬼ごっこを楽しみながら幕が閉じます。

 

鬼ごっこに込められた想いとは?

ただの遊びなのにスケールのでかさに驚かされっぱなしの内容ですが、友情の大切さや親友達との溝を埋める為だと思います。

また、本気だからこそいつまでも子供の心を忘れないようにして楽しむといった感じではないでしょうか。

作中でも老いるから遊ばなくなるのではなく、辞めるから老いると言っていたので確かにそうかもなと気付かせてくれる作品だと思います!



まとめ

実話を元にして作られたというのも驚きですが、実際の映像がエンディングで流れた時には衝撃を受けました!

作中で起きていたことがそのまま話になっていたのでどれだけスケールのでかい鬼ごっこをしていたのだとさらに興味が沸くくらいです。

日常に疲れ、大事なものを見失っている時に見ると何か発見できそうな映画なので童心を思い出したい方にはぜひ見て頂きたく思います。