犯人正解率4%のミステリーアクション映画「フライト・ゲーム」のあらすじ感想


2014年9月に公開されたリーアム・ニーソン主演のミステリーアクション映画「フライト・ゲーム」。

パッケージだけ見るとアクション色の強い作品なのかなと感じてしまいますが、しっかりとしたミステリー要素もあります。

 

機内という狭い空間で繰り広げられる頭脳戦と戦闘シーン、謎が謎を呼ぶ展開に観ている側もハラハラドキドキさせられること間違いなし!

また、主人公のビルが引きずっている過去や現在の苦しみなど人情味あふれた設定にも非常に注目です。

 

今回は、4%しか犯人を正解した人がいない映画フライト・ゲームのあらすじや感想をご紹介します!

 

映画 フライト・ゲーム あらすじ

© Universal Pictures

 

航空保安官のビルは、過去に起きた出来事や家庭の問題で酒に溺れて荒んでいました。

常に何かに対し苛立っていた彼は、他愛もなく行き先を聞いてきた青年に冷たい態度を取りますが、1人で飛行機に乗る少女には落としていったぬいぐるみを届けたり、自分の娘がくれたお守りを貸してあげたりと優しい性格をしています。

しかし、勤務中に機内のトイレに隠れてタバコを吸ったり、酒を飲んだりと普通ではありませんでした。

 

自分の席に戻る途中、連邦政府専用のメール回線に知らない人物からメッセージが届きます。

その人物は乗客の1人だと語り、「1憶5千万ドルを指定の口座に入金しろ、出来なければ20分おきに1人ずつ殺す。」と脅してきました。

ビルが隠れてタバコを吸っていたのもバレていて、同乗しているもう1人の保安官ハモンドに確認しますが、自ら騒ぎを起こすなと相手にされませんでした。

 

時間も迫り、気になった彼は機長へ報告、運輸保安局に問い合わせるも名簿の確認に時間が掛かると言われます。

他に協力してくれる人が欲しかったビルは、たまたま隣の席にいたジェンに素性を明かし、協力を仰ぎます。

CAのナンシーと2人で監視カメラを見て貰い、携帯を見る乗客を見つけてもらい、6人の人物が怪しいと絞り込みます。

 

その中には同僚のハモンド入っており、彼に近付こうとしたところ、カバンを持ってトイレへと逃げ込みます。

あまりにも怪しい行動に真相を話すよう説得しますが、彼は逆に襲ってきて銃まで持ち出し、ビルは激しい戦闘の末、彼を殺めてしまいます。

 

そこへ新たにメッセージが届き、また20分後誰かを殺すとのメールが届き、ビルはまんまと犯人にハメられた事に気付きます。

さらには上司のマレニックに指定の銀行口座を調べるよう頼んでいたところ、その口座はビル本人の物で職の解任を言い渡されてしまいます。

機長にバッジや銃を取り上げられても事件を解決しようと奮闘していましたが、次に機長が殺されてしまい、まさしく犯人はビルに罪を擦り付けようとしていたのです!

果たして真犯人を見つけ出すことができるのでしょうか?

 




映画 フライト・ゲーム 感想

見ている時に「犯人はこいつかな?」と予想していても物語が進むに連れ、「あれ?こいつじゃなかった!」と予想を裏切ってくるストーリーにも考察し甲斐があります。

ただ、真剣に追いすぎると若干疲れてきますけどね。笑

 

一生懸命犯人を捜しているビルが少し乱暴で、その様子を青年が録画してネットにアップするもんだから、余計自体がややこしくなるのも見てて不快ではありましたが、時代の影響なのかなとも感じます。

また、ビルのどこにでもいる枯れたおじさん感や時折見せる仕事の洞察力、冷静さが実はプロフェッショナルみたいな雰囲気も好きでした!

 

始めの方は静かな展開、後半はド派手なアクションで物語も形成されていたので後半に進むに連れ、ドキドキ感が増していきます。

真犯人が誰なのかを予想しながら答え合わせに向かうのも非常に良かったのではないかと思います!


まとめ

予想と反したミステリー要素が強く、物語に段々引き込まれていく内容になっています!

皆さんも鑑賞する際には犯人が誰なのかを予想しながら見て頂くと楽しめるのではないかと思うので、ぜひご覧になられてみて下さい。