童話を元に作られた海外ドラマ「GRIMM/グリム」のあらすじや設定をご紹介!

日本で2013年から2018年にかけて放送された海外ドラマ「GRIMM/グリム」。

タイトルからわかる通り、グリム童話の内容と刑事ドラマを掛け合わせたサスペンスファンタジーになっています。

 

思ったよりもストーリーが現実的なのにも関わらず、毎回事件にグリム要素が加わってくるところがとても斬新だったのではないかと感じます。

今回は、残念ながら視聴率の低下で予定通りのシーズンで終わってしまったグリムの良さを伝えるためにあらすじや設定などをご紹介していきます!

 

GRIMM/グリム あらすじ

オレゴン州のポートランド市警に勤めているニック刑事はある日、女性の顔が魔物へ変わるのを見てしまい、それが錯覚だと思い込みますがその後もたびたびその現象に襲われていました。

そんな時、癌で余命が残り僅かな叔母のマリーが訪ねてきて、実は一族がグリムの末裔だと知らされます。

 

グリム童話は事実で祖先が悪者と戦ってきた記録だと聞かされ、ニックの目に映る魔物の正体も「ヴェッセン」と呼ばれる人間の形をしたモンスターだと教えられました。

混乱を隠しきれないニックでしたが、マリーからグリム一族に伝わる書物や武器がずらりと並ぶトレーラーを譲り受けます。

 

そして相棒であるハンクと共に自分の正体を隠しながら怪奇事件の捜査にあたり、魔物社会に精通しているブルットバット(狼)の善良な市民のモンローと出会い、彼の協力を借りながら裏でモンスター達を退治していきます。




GRIMM/グリムはどんな設定?

グリム

グリム一族の血を引く者たちであり、人間社会で暮らすヴェッセンを見破る事が出来る唯一の種族。

逆にヴェッセンたちもグリムの目を見ただけで判別ができ、遥か昔から「ヴェッセン狩り」をしていたグリムを非常に恐れています。

ただ、ニックの場合は刑事という立場や過去とは時代が違う為すぐ狩ろうとはせず、他の市民に危害を加えずおとなしく暮らしているヴェッセンには普通の人間と変わらない対応をしています。

 

ヴェッセン

見た目は普通の人間と変わりなく生活に溶け込んでいますが、裏の顔はモンスターであり、いろんな種族がいます。

特に事件などに絡んでくる犯人は狂暴なヴェッセンなどが多く、中には気弱でニックに協力してくれる者もいます。

グリムとは言えど一瞬で見分けは付かず、感情が高まってしまうと見抜かれてしまう傾向にあります。

 

ヴォーガ

ヴェッセンがモンスターとして本性を現した姿のことをそう呼びます。

通常のヴォーガはグリムにしか見ることができませんが、意図的に変身したり不意に驚いたり怒りで変身する時は人間でもその素顔をみることが出来ます。

 

ケアザイタ

ヴェッセンから見た人間のことを指します。

言い方的にも自分達よりも弱い種族として扱われる時に使用されているみたいです。

 

王家

王家とはヴェッセンの王ことでヨーロッパにその本拠地を置いています。

謎多き集団でヴェッセンとして社会的にも地位が高いこと、絶対的権力を握っていることが伺えます。

ニックの上司であるレナード警部補も王家の血筋を引いていますが、王家の者と凶暴な種族「ヘクセンビースト」のハーフになるので恥だと言われています。

 

トレーラー

マリーが乗ってきたトレーラーで中にはこれまでのグリム一族が敵をどうやって倒してきたかの情報や必要な武器が保管されています。

グリムになりたてのニックやブルットバットでありながらも手を貸しているモンローにとっては戦闘時に備えるための必要不可欠になっています。

稀にですが、書物に掲載されていない敵と出くわした際にニックが資料を付け足しています。

 

7つのカギ

ストーリー上で重要な何かを握っているカギ。

詳しくは描きませんが、途中で何かが眠っている地図だという事が判明します。

手に入れると何かが大きく変わってしまうと予想され、王家の人間たちもこのカギを集めようと必死になっています。

まとめ

残念ながら視聴率の低下で打ち切りになってしまいましたが当初の予定通りシーズン6まである作品です。

まるでおとぎ話のような世界観、モンスターだけではなく王家との壮絶な闘いにも注目してもらいたいのでぜひ1度ご覧になってみてはいかがですか?