どこまでが実話?息子を救うために麻薬組織に潜入する映画「オーバードライヴ」のあらすじ見どころ


2013年に公開されたドウェイン・ジョンソン主演の映画「オーバードライヴ」。

クライム・アクションに分類されているので想像だとザ・ロックが大暴れする内容だと思いきや、アクション要素が少なく意外とシリアスな作品です。

 

内容としては、実話を元に濡れ衣を着せられて捕まってしまった息子の刑期を減らす為に、自ら麻薬組織に潜入するといった家族愛溢れるストーリーなっています。

今回は映画「オーバードライヴ」のあらすじやどこまでが実話なのか?を調査していきます!

 

映画「オーバードライヴ」あらすじ

運送会社を経営するジョンの元に、別れた妻と暮らす息子のジェイソンが逮捕されたとの知らせが届きます。

彼は好奇心から友達が送ってきた麻薬を一時預かった事により無実の罪で捕まってしまいました。

 

その友達はすでに売人として捕まっており、自分の罪を軽くする為に犯罪者を密告すれば刑が軽くなるという司法取引制度を利用してジェイソンを犯罪者に仕立て上げたというものでした。

刑務所に入った息子は他の囚人から暴行を受け、なんとしても息子を救いたいとジョンは自分が麻薬組織に潜入する!と独自で売人と繋がろうと試みましたが、話しかけた相手にボコボコにされ金まで盗まれてしまいます。

そんな時、会社で雇っていたダニエルが過去に麻薬取引で2回服役していた事がわかり、彼に仲介役となってもらい取引を行いました。

 

紹介された密売人を捕えれば息子の刑期を1年に減刑されるはずでしたが、潜入捜査中にさらに大物のエルトポの名前が浮上し、警察は密売人を見逃してしまいます。

もう一度潜入捜査をすれば息子を即釈放する約束を取り付けたジョンは、用済みになれば殺されてしまう危険を顧みず、最後の潜入捜査に向かうのでした。



映画「オーバードライヴ」どこまでが実話?

いろいろと調べてみた結果、どこまでが事実なのかはわかりませんでした。

気になったのが自分の命が危険だとわかっていたジョンとダニエルは主導権を警察でも組織でもなく自分達が握るという描写がありました。

そこで2人は銃を購入して、それぞれ戦います。

 

特にジョンなんかはトラックを転がしながらショットガンで激しい銃撃戦を行ったり、車をぶつけて横転させたりと実際に起これば大きなニュースになるのではないかと思います。

また、ダニエルも密売人のアジトに乗り込んで人を殺めているのに承認保護を受けれるのかな?と疑問に感じてしまいました。

悪人とはいえ、同じ人間なのでその辺は明らかにフィクションだろうなと思います!

 

映画「オーバードライヴ」見どころ

もちろんラストの激しい銃撃戦も見どころだとは思いますが、ジェイソンが刑務所に入って成長しているのも良かったです!

暴行を受けて傷だらけになっていても前だけ見て立ち向かっていたり、最初はジョンに反抗していたのに父親の偉大さに気付いていくというヒューマンストーリーも組み合わさって家族愛を感じました。

 

また、再婚した家族もジェイソンが大事なのはわかるけど、こっちにも家庭があると嘆いていて間にいるジョンの苦悩なども心打たれました!

ちょっとした好奇心で犯罪に手を染めると取り返しがつかなくなる教訓としては内容も良かったのではないでしょうか?

 

ただ1つだけ不満があるとすれば、ドウェイン・ジョンソンがヘタレだった事です!笑

あんなに筋骨隆々なのにボコボコにやられるシーンは見たくなかったなあと正直感じました。

序盤の取引ではビビりまくっていたくせに、最後に近付くにつれ堂々としていたのはちょっとおもしろかったです!



まとめ

パッと見はガチガチのアクションかな?と思いましたが、意外とシリアス要素が強く、ストーリーもおもしろかったです!

実話を元にしているのといっても、全てではないと感じたので結局どこまでが事実かはわかりませんでしたね。

犯罪に手を染めない為の教訓映画として共感出来ると思うのでぜひ1度ご覧になってください!